今日は自宅で作業の日です。昨日まで九州で、明日からは大阪の予定。新しいサーバの設定とか、(かなり長いこと書きかけだった)ドキュメントの整備、それから月初の事務処理などなど予定していたのですが、昨日までの疲れが出たのか、午後はダウンしてしまいました。
システムを組む、という仕事は、例え十分な経験と実績があっても、その要素となる技術が日進月歩の進化を遂げているため、(新しいものを取り入れようとすれば)常に、研究や創作活動にも似た試行錯誤が伴います。ここが、この仕事の最も面白いところでもあるのですが、かつ、私たちの身近な価値観と親和しない部分です。
…先に言い訳を書いてしまいましたが、要するに「思考」というプロセスの過程で、フラフラ歩き回っていたり、ただ机の前で腕組みをしていたり、或いは、仮眠をとったり、と、傍から見ればとても「仕事をしている」ように見えないため、多くの仕事を割り当てられたり、「あいつは働いていない」と誹謗されたりしてしまうことがある、ということです。「額に汗して、いるかどうか」としか判断基準を持てない顧客や雇用者から逃げる事しか、対抗する術はありません。
閑話休題。愚痴を言いたくて書いたのではありませんでした。この仕事で(どんな仕事でも本来は同じはずです)、唯一大事なのは、「どんなアウトプット」を残すか、という点です。朦朧とする頭で、8時間かかって仕上げたプログラムよりも、7時間じっくり休息して、最後の1時間で素早く仕上げたプログラムの方が、総じて品質が良い事を私は知っています。「途中で寝た方が、よい仕事ができるんですよ」なんて言い訳が非常識だと捉えられてしまうことも分かります。結果を出して(=お金を稼いで)いくしか、ないのです。
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