フール・プルーフ
週明けて月曜日。ひょっとして梅雨も明けたんでしょうか?というほどの快晴です。今日は社会保険関連の書類をやっつけてから、郵便局、歯医者、(所得税の納付のため)銀行巡りです。午後は、PHPのコーディングを少々。
ユーザは「操作ミスをする」「何も知らない」という前提に立って設計する「フール・プルーフ(fool proof)」という考え方があります。これは勿論、人間の特性をよく捉えた大事な概念だとは思うのですが、ついつい行き過ぎるというか誇張して捉えてしまうことがあるような気がします。要するに、設計側が「馬鹿な相手でも使えるように作ってやるんだ」と思い上がってしまう場合です。
しかし、人間はやはりコミュニケーションを欲する生き物です。「相手が馬鹿で、頑張って作っても、どうせ使い方を理解してくれない」という前提に立ってしまうと、作る側のモチベーションは一気に低下します(そういう雰囲気の下で作られたと思しきシステムは、ちょっと使えばすぐ解ります)。逆に、「こんな凄いアイデアを実装しちゃったんだけど、使いこなせるかな?」という作り手の思想が伝わるシステムというものもあります。これは使っていて凄く気持ちが良いし、作った人たちもきっと凄くエキサイトしていたんだろうなぁ、と素直に羨ましく感じられます。
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