8月21日(雨のち晴れ)

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高千穂5日目(最終日)

夜中に時折雷が鳴っていました。朝も少し雨が降っている様子。今日は、岡山に向けて出発します。まずは博多駅まで約180Kmのドライブ。それから新幹線で岡山へ(距離は400Km強くらいでしょうか)。

失われたものがどれほど大きくてもお腹は空くし、眠くもなります。もっと一生懸命に生きよう、なんて心に誓っていても、仕事はサボりたくなるし、あれが買いたい、あれが食べたい、あそこに遊びに行きたいという欲求も次々に生まれてきます。でもこれが、正しい状態なんだと思います。これを全部否定しちゃうと「生きる」ことを否定することになりかねません。

大人になり、世の中を見渡して経験して、ある程度の客観性を手に入れると、「自分は世の中に必要不可欠なものではない」ということに気が付きます。それは例えば、自分くらい(或は以上)の能力を持った人間は世の中にいくらでもいる、という社会的な事実であったり、男性の99%が死滅しても人類は殖え続けることができるという生物学的な事実であったりする訳ですが、悲観すべきことではないと思います。寧ろ、この交換可能性によって人はより自由になれるはずだ、と考えています。

抽象的な話ですが(あまり具体的には書けないので)、自分が今何に囚われているのか、俯瞰的に認識し、より自由に生きて行く道を探してみたいと思います。


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