9月19日(晴れ)

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忘却という機能

メールの返信だけ済ませてから、まずは銀行へ。先々月末の決算で確定した税金の支払いです。消費税って最初から納めることが分かっていてお客さんから集めているだけなのに、いざ支払う段階になると、なんだか勿体ないというか、こんなに取られるのか、と感じてしまいます。一瞬でも自分のものになると、所有の意識(欲)が湧いてきてしまうものなのでしょうか。5%上乗せして集金した、という過去を忘れて、自分の口座に幾ら貯まっていた、という現状から感情を導いてしまう訳です。領土問題等々どうしてこんなに過熱するのか、なんとなく仕組みが分かるような気がします。

今日は自転車で銀行に出掛けたのですが、手続きを終えた頃には、それをすっかり忘れ、歩いて帰ってきてしまいました。歩いて行くことが多かったので、全然不自然さには気付かず、です。午後になって、ジムに出掛けるときに、自転車が無いことにようやく気が付きました。再度銀行まで歩き、そこで自転車を拾って、ジムへ。いつもより大分多めにウォーキングが出来たので良しとしましょうか…。

(自分が特別忘れっぽいだけ、という可能性も否定できませんが…)人間って都合良くも忘れるし、逆に、大事なことも忘れます。何もかもをも知ったようなつもりになっていても、忘れていることは必ずありますし、どんなに辛いことがあっても、時間の経過がそれを薄めて(忘れさせて)くれます。


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