Java事変
月初の事務作業を開始。先日、Xcodeが実はJavaに依存していてバージョン不整合のせいでエラい目に遭いましたが、今日もまたJava事件です。うちの会社の請求書などはJavaの印刷機能を利用したアプリで出力しているんですが、そのフォントサイズが急に変わってしまいました。WebStart起動時の画面もコロコロ変わるし(これはマイナだから仕方ないですが…)、なんだか落ち着かない感じ。
「古いバージョンは危険だから新しいものを使って下さい」といくら呼びかけても、なかなか移行が進まないという話を良く耳にしますが、きっとこういう心境なんだろうな、と想像します。とにかくこれさえ出来れば良い、というタスクが確立している状態では、そのタスクを遂行できることだけが、そのマシン(アプリ)の存在価値です。少々のリスクがあろうと無かろうと、現状維持が最優先です。
ハードウェアは必ず劣化しますし、ソフトウェアもそれを取り巻く環境の変化とは無縁で居続けられません。ビジネス環境の最前線にある部分では、絶え間ない更新によって新しい環境に適応していくという選択も現実的ですが、裏方の事務作業にまでそれを求めるのはコスト的に無謀かと思います。今のところ思いつく有効な対策は、OSレベルからの仮想化環境に置くことです。仮想化されたマシンの上で走るOSならネットワーク接続の制限・監視も容易ですし、万が一、感染等の被害があっても影響を限定できますからセキュリティ上の問題はほぼクリアできそうです。これなら全ての自動アップデートをOFFにできます。
とはいえ、このポストPC全盛時代にJavaのローカルアプリも無いだろう、という感じですっかりSwing(JavaのGUIフレームワーク)熱が冷めてしまっている心境にもあります。サーバサイドもJSPの仕様が迷走し出した辺りから、どうせ汚い構文量産するならPHPの方がまだ速いし安定してるよね、という意見も(自分の中に)あります。という訳でウェブアプリに印刷機能を持たせるために調査を始めました。
…というのが午前中の作業です。普段なら、調べ物をしました、の一文で済ますところをちょっと展開するとこんな感じになる訳ですね。お昼はヨーカドーのパスタ屋さんへ、午後は久しぶりのジムへ。帰宅後、M社、K社の依頼を少しだけ進め、本日はタイムアップ。
夕食後は娘二人を連れて、ジュンク堂へ。「たのしい幼稚園」「Software Design」「Mac Fan」を購入。この3冊が段々と定番化してきました。
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