12月26日(晴れ)

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人生談義

大阪に引っ越して3日目です。まさに(自分にとっては)青天の霹靂とも思える大事件から、まだ一ヶ月とちょっとしか経っていないのですが、もう何だか少しずつ心はこちらに慣れてきているような気がします。夜空に浮かぶ星々が、実はとんでもなく遠くにあって、地球どころか太陽よりもずっと大きな質量を持っているように、世の中のあちこちで輝いている人たちもまた、それぞれ様々な何かを抱えている訳で、いつも輝いて見えるからって何も悩みが無い人なんてほとんど居ないんじゃないでしょうか。大変な状況になった、なんて言い訳してる暇があるなら、前向きにやれることをやるしかありません。

今日はやっと早起きができたので、近所の緑地公園を散歩してみました。結構広い公園で大きな池があったり、馬が走り回っている広場なんかもあって、かなり良い雰囲気です。街中のマンションも良いですが、公園近くというのもまた違った魅力があります。仕事に行き詰まったらここに逃避することにしましょう。

午後からは、梅田をさらに南下して「なんば」でショッピング。大阪って南に行く程、なんだか「濃い」雰囲気になるのですね。ビックカメラの店員が「最初に赴任したとき、違う惑星に来たような気分でした…」と語るのも、さもありなんです。エスニックな(?)空気がたまりません。ここで冷蔵庫やら電子レンジをまとめて購入。

夜は新大阪で忘年会です。冒頭に書いたように、参加者それぞれの波乱に満ちた人生経験をふんだんに聞かせて頂きました。それでも決して悲観せず、他者のせいにせず、次の目的地に向かって進んでいる限りは、どんな辛い経験でも人生に刺激を与える気の利いたスパイスになる訳ですね。今日、ビックカメラで出会った店員さんも、大きな失敗を経験されたと待ち時間に話してくれましたが、「でも、もうすぐ立ち直ります。この仕事も中々面白いです」と締めくくった時の顔は、とても輝いていました。


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