目的と手段と準備
9時過ぎに起床。ほんの半日、子供たちの相手をしただけなのに両腕が筋肉痛です。子供が大きく育ったのだと喜ぶべきか、か細い父の腕を嘆くべきか(両方です)。午前中に、昨日処理できなかった分のルーチンワークを済ませたり、机の上に溜まった書類やレシートを片付けたり。
午後は、途中でいつものウォーキングを挟みながら、A社の研究課題に没頭しています。午前中の片付けもそうですが、ある一つの価値ある一手を指すために必要な周辺の作業、つまり準備には、その一手の何十倍もの手間と時間が必要なのが普通です。模型の塗装をする時など、スプレーを吹き付ける作業はほんの数秒ですが、その作業を確実に成功させるために、周辺のあらゆる部分のマスキング処理、正しく噴射するための粘度調整など、手を抜くことができない大事なプロセスが沢山あります。この準備がどれくらい必要なのか、という見積能力こそが経験によってしか培われない部分のような気がします。やり過ぎると、高い道具を揃えることが目的化してしまうという危険性も孕んでいますので…。
- EnglishWorm.com
- SinglesFan.com
- LmLab.net
- サイトマップ
- 運営者について