2月2日(晴れ)

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ルービックキューブのような

天気予報では、「徐々に回復するでしょう」と言ってましたが、何故かうちの辺りは、ずっと晴れています。午後なんか、春物の薄手の上着で出かけたにも関わらず、暑くて脱いで歩くほどの陽気でした。シャツ一枚程度の格好の人もチラホラ。逆に脱ぐに脱げないのか、重たそうなコートで歩いている人なんかもいて公園内の人々はチグハグです。

今日は一応、休日進行のつもりで、プラモデルのパーツをナイフで削ったりしながら、ゆるゆるとコーディングの仕事を進めました。A社の課題が、やっと方向性が見えてきたかな、というところ。K社の方も、このツールをあと何回使うのか?という見定めに頭を使いましたが、その後の実装は(まあ半分、力技なので)すんなりと。システムを作るという仕事で一番難しいのは、「そもそも何が問題か」「何を作れば問題が解決するか」を十分に定義することです。後はまぁ、時間と根性で何とか、という領域ですが、ここもやっぱり一様では無いような気がします。仮に100の機能を実装すれば完成、という場合、最初の80個を作る手間と、次の10個を作る手間は同じくらい、その10個と、さらに残りの5個を作る手間もまた同じくらい、という風に、100への漸近線を描くイメージで、残り箇所が少なくなるほど難易度が上がります。順番に組み立てて行けば、最後は一気に組み上がるジグソーパズルやプラモデルとは違って、一面なら簡単だけど、全面揃えるのは難しいルービックキューブに似ています。既に出来上がった箇所への配慮を欠かすことができないためです。

午後は先述の通り、2月とは思えない暖かい公園を散歩してきました。桜の枝もよく見ると蕾らしき膨らみが出来つつあるようです。


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