意識の振幅
10年くらい前に買った参考書を引っ張り出して再読しながら、昨日のコーディングの続きに着手しています。C++という深みを避けてプログラマ人生を歩んできましたが、結局、どっぷり向き合うことになってしまいました…。画像処理のエキスパートが書いたプログラムを解読しながら、何とか自分なりに組み直そうとしているのですが、なかなか思うようには進みません。段々と文法が理解できるようになり、大まかな処理の流れが見えてくると、今度は何故そこでそう書いたのか、というロジックの真意の難しさに直面することになります。完全には理解出来ませんが、とんでもなく頭の回転が速い人間が書いたんだな、という雰囲気は感じ取れるようになります。
お昼前に外出して銀行へ。そのまま新大阪駅まで3Kmほどウォーキングをして、午後からは事務所で打ち合わせです。週末の成果発表の準備が最低限整った、という感じで一安心。
「コンピュータに詳しいんですか、プログラムが書けるんですか、凄いですねぇ」と言われると、自分も何かしらスペシャリティを持った人間なのだ、と思えてきますが、今対峙しているようなプログラムに出会うと、その足下にも及ばない素人同然の存在なのだと、その認識をひっくり返されることになります。ただ、30を過ぎてやっと、少し褒められて有頂天になる、圧倒的な差を見せられて絶望する、という意識の振幅が小さくなってきたように思います。常に思い上がらず、卑屈にもならず、真ん中位でバランス良く。
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