４月１３日（晴れ）

晴れの国の成人

京都でラウンドから一夜明け、今日は新幹線で岡山へ移動です。駅に着いたら凄い人手で、すわ、もうGW突入か？なんて思ってましたが、後でニュースを見たら、早朝の地震で鉄道ダイヤが乱れに乱れていたようです。しかしそれでも淡々と着実に遅れを回復しながら運行を続ける鉄道の技術力には毎回脱帽です。

さて今日は一月ぶりに娘たちと再会です。玄関を開けたら二人が飛びついてきます。お昼ご飯は近所の回転寿司、それから部屋に戻ってDVDのアニメを観ながら一休みして、隣の公園に出かけます。ここで走る走る。叫ぶ叫ぶ。奇麗にリニューアルされた効果か、他にも遊びに来ている家族も居て、とても長閑で平和な雰囲気です。

そんな中、自分より少し年上くらいの雰囲気で、3歳くらいの娘さんを連れて、ラジコンカーを持った男性が居ました。ラジコンを使って他の子供たちも混ぜて鬼ごっこみたいな遊びをしていたのも印象的だったのですが（今度、真似させて貰おう）、もっと印象的だったのが、ひとしきり遊び終わった後に、火ばさみとビニール袋を取り出して公園を一周し、ゴミを拾い集めて行ったことです。これ見よがしでもなく、逆に照れるでもなく、さりげなくこんな格好良いことが出来る大人に出会えたことが、何だか誇らしくもあり、自分を顧みて恥ずかしくもあります。声の大きな人間の方ばかり向いていると見失ってしまいそうな人間の美しさが、この国にはまだまだ沢山ありそうです。