4月28日(晴れ)

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午前睡

深夜に緊急対応が入ったので、明るくなってからの就寝。けっこうしんどかった割に、復旧にあまり役に立たなかったみたいです…。気付かずに寝てても大して状況は変わらなかったのかもしれません。という訳で遅めの午前中スタートです。5時就寝でも9時まで寝れば4時間睡眠だから、普段からあんまり寝ない人ってこれくらいのペースで仕事なり趣味なりを消化してる訳ですね。うーん、凄い。

遅めのスタートでダラダラと書類をまとめたり、来週の英会話の予習をしたり、溜まっていた本や雑誌を読み進めたり。それから、今年の始めに買ったスケールモデル(1/72フォッケウルフ)が作りかけで放置されていたので、ついに塗装を再会しました。どうもある程度進むと、飽きるというか、何か心にひっかかるものが出て来て(例えば、あの道具が足りない、とか)、放置する癖があるようでいけません。趣味の場合は、楽しみを少しでも長く…という深層心理が働いているのかと思えば微笑ましいのですが、仕事でも同じ傾向が散見されるのは頂けません。苦しさを延長させてどうするんだ、と思ってしまうんですが、これもまた一つ片付いた先にある新しい仕事への不安から逃れようとする無意識の反応なのかなぁ、と分析してみたり。

今日、「医者に殺されない47の心得」という本を紹介されたので、少し思う所を(まだ、読んでないですがAmazonで見出しとレビューをチェックしました)。私は、本というのは「心のサプリメント、或いは薬」だと思っています。高熱が出て苦しい人に解熱剤を与えれば楽になりますが、冷え性で苦しんでいる人に同じ薬を与えても只の毒です。この本は、医療を過信してむやみに病院に頼ってきた人にはよい薬になりそうですが、既にどうしようもなく病に冒されて救済を求めている人にとっては、只の毒にしかならなそうです。間違って飲んで(=読んで)、うちのめされた可哀想な人たちのレビューが溢れていました…。良い医者は患者とじっくりと向き合ってから、慎重に薬を処方します。この著者は、誰でも簡単に手に取れるところに劇薬を置いた、という意味であんまり良いお医者さんでは無いような印象を受けました(勿論、その薬で救われた人は沢山居るでしょうが、置いた場所が問題です)。作家としては間違いなく優秀ですけれど…。


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