5月10日(雨)

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新月

月が黙祷。十日ぶりの雨。空が涙を流し。

名残惜しいけれど、なんだか詩的で素敵な日を選んで旅立ったんだな、と思うと不思議と清々しい気分になれます。今度帰省したら凄い報告をするつもりだったのに。こないだは、折角だから100歳の大台を目指さないとね、って冗談を言ったら笑っていたのに。最後にもう一度会えないことが、申し訳ないんだけど、きっと「こっちはいいから、前を向け」って言ってくれそうな気がして、自分は今ここに居ます。

今朝まで続いていた胸騒ぎ。ひょっとしたらこのことを教えてくれていたのかもしれません。いや、考え過ぎは良くないですね。でも、さっきも書いたように、今は不思議に落ち着いた心持ちです。

ばいばい、じいちゃん。


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