6月22日(曇り)

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四十九日

今日は、今回の帰省の目的でもある祖父の四十九日です。スーツに着替え、子どもたちに服を着せて、おむつやらを準備して、会場に向かいます。読経の間中、子どもたちが走り回っていてヒヤヒヤものでしたが、何とか無事に終了(と勝手に解釈)し、納骨と会食。

その後、自分が通った小学校の校舎がちょうど取り壊される直前で一般公開されているという話を聞いたので、学校見学に。小さい頃は大きな建物だと感じていた校舎も大人になって見ると、不思議なくらい小さく見えます。

夕方からは娘のハトコたちが遊びに来てくれて、皆で賑やかに過ごしています。寝る前に「ねぇねぇ、パパ。高千穂に引っ越すってのはどう?」なんて相談を持ちかけてくる程に楽しい一時を過ごす事が出来た様子です。

自分の職業を話す時に「独立してシステム開発の会社をやっています」という感じで説明するのですが、どうもやっぱりしっくりこない感覚があります。独立しています、というのはせいぜい株式を自分で持っています、などという程度の意味合いでしかなく、結局はクライアントがあって、共同の開発者があって、開発に利用する多数の基盤となるサービスやソフトウェアがあって、と依存関係を並べ出したらキリがありません。そもそも、自分がここまで生きてきたことすら、今日の法事に集まっている人達のお陰なのです。普段からこの事を忘れずに居る事は、なかなか難しいことではありますが、こうした機会がそれを思い出させてくれる大切な場なのだと思います。


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