傷の意味
今日も早起き。ちょっと張り切って走り過ぎて足がつりそうです…。午前中は、英会話のレッスンとSkype会議を済ませてから、昼食にカレーを作ります。食べ切るのに苦労すると分かっては居るんですが、肉が安いと、つい…。
朝の疲れと、食べ過ぎとで食後は少しウトウトとしてしまいました。去年末まで家族と住んでいたマンションの中に一人で佇んでいる自分の夢を見ました。子どもたちの歓声も、妻が料理を作る音も、何一つ聞こえてこないガランとした広いリビングとダイニング。本当はずっと独りの自分に「家族が居た」という記憶を植え付けられているだけなのか、それとも、もう既に自分は死んでしまっていて、魂が生前の記憶を辿っているだけなのか、などと未だにそんな妄想をします。この傷跡はきっともう死ぬまで消えないだろうという確信に近い思いと共に、生々しい開口部をそっと包み、塞いでくれる何かが心の中に育ちつつある、そんな柔らかい感触も感じられます。
気を取り直して、近所の打ちっぱなしへ。帰宅してから、大急ぎで明日の仕事の準備を済ませて、またカレーを食べ過ぎて、重たい体をベッドに横たえウトウトと。さて、今度の週末は何をしよう?今夜は何を作ろう?
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