批判を恐れず
午前中は惰眠を貪りつつ、自社プロジェクトのコーディングを少し。いつもの悪い癖が出て、途中で脱線して違う方向に行ってしまいましたが、まぁ、いずれは作る部分だったので、総合的には前に進んだ…かと思います。
お昼から梅田に出かけ、今年買ったばかりのBoseのスピーカを売り払ってきました。確かに迫力のある音は出るんですけれど、AirPlayのあまりの不安定さに耐えられなくなった、というところでしょうか。カタログスペックに出てこない部分は実際に試さないと分からないので良い勉強になった、ということで…。代わりに新しいスピーカを探そうとヨドバシカメラにも寄ったのですが、もう一つ上を目指すと、必要な金額の桁が違う感じです。そもそも、低音が響いても気にならない住環境(つまり戸建て)に住まないと十分には楽しめそうにありません。やっぱり先立つものはmoneyか…。
新しい何かを始める時にいつも、脳裏をよぎるのが、それを嫌うであろう人々のことです。意見は常に尊重するが、批判を恐れずに、自分のことは自分で決める、と自分に言い聞かせていても、実際にそう言われる前に、自分で勝手に想像して勝手にブレーキをかけているような気がします。
人々は、沈黙している人を「むっつりしている」と非難し、たくさん話す人を「やかましい」と非難し、あまつさえ穏やかに適度に話す人をすら「何か裏があるに違いない」などと非難する。
苦しまない練習, 小池龍之介
今回も、色んな設計をしながらそれが利用されるシーンを思い浮かべ、ついついブレーキをかけそうになっている自分がいます。無論、悪い、或いは狡い、方向に進んでしまってはいけませんから、こういった想像力を働かせることも、また人々の声に耳を傾けることも大事ではあるのですが。
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