好きの対義語
人を好きになるか嫌いになるか、というのは実は現象としてとても良く似ていて、ピックアップして強調されるのが 良い記憶であるか悪い記憶であるか、という点だけが相違と言えます。好きの反対は嫌い、ではなくて「どうでもいい(無関心)」だと認識すべきでしょう。つまり、自分に関心のある人間が自分のことを好ましく思うか、疎ましく思うか、という点は常に紙一重であり、その僅かな針の振れを常に気にかけるべきではありません。
「わたしは成功のコツを知らないが、失敗のコツは知っている。それはすべての人を喜ばせようと努力することだ 」 ー Bill Cosby
これは当然、自分の心にも当てはまります。ちょっとした出来事に妙なバイアスをかけて判断の材料にしていないか、特に記憶力の弱い自分は、毎日これをおさらいして検証する必要があります。これを始めて発見したのは、世の中には悪い人、というのは実はそんなに居ないんじゃないか、ということです。問題が起こるのは大抵、当人が自身の情報の欠落に気付いていない場合です。無知それ自体を責めるのは酷ですが、無知を知ることは大人としての必要条件です。この国には大人の顔をした子どもが増えている、と感じる瞬間はままあります。
今日はお父さんモードで一日子どもと遊んできたので、ちょっと説教くさい話題でした。月に一回、精一杯遊んであげるだけなので、楽なもんです。これが毎日接する立場だったら、、色々悩むんでしょうね…。
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