最近の若者は
今日は午前中はジムへ。先月申し込んだものの、雰囲気がイマイチで今月末には退会する予定なんですが、一応、規定の回数は消化しようと思って通っています。トレーニングを終えてロッカールームのベンチで休んでいると、突然真横に鞄を荒っぽく置かれ「そこどいて」と初老の男性に言われました。意味が分からず「え?」と返すと、「意味が分からんかな…」と言って舌打ち。どうやら自分が座っていた場所の近くのロッカーが割り当てられていたみたいですが、それならそうと言えば良いのに!
国や世代や性別を問わず、世界にはあまねくこういうrudeな輩は分布しているように見受けられます。こういう事例を取り上げて、最近の年寄りは…とか、日本の(大阪の)中年男は…とか、批判を展開するのは非常に簡単だし、適当にネガティブなステレオタイプを加味(ドライヤーで股間を乾かすとか、ね)して尾ひれを付けて行くこともできます。マスコミのやってる世論誘導の常套手段ですね。
情報通信の手段が限られていた時代には、こうして対象をカテゴライズして無用な衝突を避けることは必要悪だったと思うのですが、今はもっと幅広く様々な価値観、性質を持った人間の思考にダイレクトに触れることができます。最近、テレビを覗き見ることが多いのでわざわざこういうことを書いています。礼儀正しい若者も老人も、そうでない若者も老人もどちらもこの世には居て、普通の個人にとって重要なのは、好ましいタイプの人と良好な関係を維持出来るかということです。或いは、自分が同じような不快感を他者に与えていないかチェックする好機と捉えるのも良いでしょう。極めて当たり前のことなんですが、毎日テレビを見ているうちに、ついステレオタイプな批判ばかりに感情が向くように洗脳されて行くのではないかと想像します。
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