５月８日（晴れ）

Hyogo Prefectural Museum of Art

今日は一日休み！のはずでしたが、緊急の仕事が入って午前中だけちょっと出勤です。結局ただ時間まで待機してただけなんですけれど。その後は、（いかにも大事な用事があります、という顔で抜け出してきたのですが）兵庫県立美術館まで移動します。特に誰と待ち合わせということもなく、ただ単に、一人で美術館を見て回りたかっただけです。他人との約束と同様に自分との約束も絶対に守る、というのはもう人生のprincipleに近いですね。勿論、融通が必要な時は、最大限努力しますが、どこか一点に負担をかけ過ぎないように、というのは常に注意を払っているつもりです。

絵画に関する知識はほとんどなくて、画家の名前も手法もさっぱり分からないんですが、何故か美術館で絵を見るのが好きです。一枚の絵と対峙したときに必ず沸き上がる感情があって、それが段々と「これは好きだな」とか「気持ち悪い」とか言葉に出来そうな思いにまとまってきます。そこから「色づかいが…」「パースが…構図が…」と気にし始めている自分に気がつきます。これって、実は絵画に限らず人間のあらゆるコミュニケーションの基本構造なのかもしれませんね。