7月22日(晴れ)

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身体論3

体の話を続けます、と言いつつ結局飛び飛びになってしまいました。ある特定の領域においては西洋医学は素晴らしい効果を発揮するのですが、そうでもないことも分野も多い、と気づき始めている人は多いように思います。

現代の医学は、病気を治し過ぎる。元どおりに戻ることが善だと皆が信じている。したがって、その程度の結果しか得られない。生きることが最善だという概念があるために、人は最良の方法を見失っているのです。
四季 夏 - 森博嗣

風邪をひいたから、といって病院まで出かけて、待合室で長いこと座り、薬局で薬を貰って、というだけの体力を浪費するくらいなら、部屋で寝てた方が回復が早い、と何処かで気がつく訳です。自分の場合、胃腸が一番弱いので、大抵の薬でお腹を壊して、結局別の痛みで苦しむことが多かった、という事情もあるのですが。そもそも、病原となる菌やウィルスが特定出来ていない限り、ほとんどの処方は対処的なもの、つまり発熱や痛みの症状を緩和するだけのものとなるので、薬が効いたとて、同じ事を何度も繰り返すばかりになりがちです。考えてみれば、その原因を取り除いていないんだから当たり前ですよね。

ま、だからといって「絶対、医者にはかならない!」「薬は飲まない!」という程の原理主義者ではないのですが。不調、即、投薬、と脊髄反射的にならず、常にその原因に思考を巡らす姿勢を忘れないようには心がけています。

今日は、午前中に銀行に出かけてから、あとはずっと引きこもって自室で作業と情報収集をしています。


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