7月31日(大雨)

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高千穂 day4

台風の影響か朝から断続的に強い雨が降っています。今日は外に出られないので、子どもたちは少々欲求不満気味な感じ。どうしたものか、と思っていたタイミングで妹が帰省してきたので、それとなくバトンタッチ。いやー助かります。もちろん、子どもと遊ぶのは楽しいし、限られた時間を大事にしなくちゃ、という思いはありますが、やはり一日中はしんどい!!…です。

大阪の自室にはテレビが無いので、大体田舎に居る時に、見ることになります。面白い番組もあるし、趣向を凝らしたCMに出会うと「おっ」と思ったりもします。しかし、朝や夕方のワイドショー的なニュース番組を見ていると、日本の病理を見つけてしまったような気がして気持ちが悪くなります。起こってしまった一つの事件を繰り返し根掘り葉掘り報じては、「対策が待ち望まれます」と紋切り型な締めで終わるスタイルから得られる印象は「思考停止」。顔に出来たニキビを、無意識のうちに弄り傷つけて膿をバラまいてしまう不細工な中年を連想してしまいます。全ての道理を知っているかのような顔で責任者を糾弾するコメンテータも嫌いです。

メディアが一方的に悪いのではなく、本当の意味での議論や思考を想起するような内容を待ち望むような層が既にテレビの視聴者には残っておらず、悪者や村八分の対象者を見つけて叩く、というシンプルなガス抜きコンテンツのみが受け容れられる、という受信者側の実態もあるのだろうと想像します。


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