読書の記録『起業戦略』

起業戦略

大江健, , 2004-03-26,

NPV（正味現在価値）＝投資によって将来得られる価値を割り引いて現在価値を算出し、投資額と比べるもの。金利やインフレ率を考慮する。

不確実性のポートフォリオ

ベンチャー・キャピタルが投資した案件を大雑把に見てみると、10%が店頭登録までもっていける案件で、30%は完全に失敗案件、残りの60%が、俗に言われる「生きる屍」状態にある案件です。

たとえ間違っている事業計画でも、計画があることによって事業の成功につながるということです。

起業アイデア・データベース アイデア名 - すぐに意味の分かる名前をつける。 事業コンセプト 関連トレンド - 関連市場や技術の傾向を記録する。 キー・データ - 関連する数値データを集める。 参入障害と障壁 起業チームのノウハウ 競争相手 情報源 - 全ての情報の入手元を必ず記録する。 市場タイプ - 新しい市場を構築するものか、既存の市場に新しい仕組みを持ち込むものなのか。 参入時期 その他

利用シーンの具体化する質問 5W1Hを利用する。Who,When,Where,What,What else,How

起業計画書の構成 表紙 - 読者が質問したいと思ったときにすぐに連絡できる情報を載せる。 要約 目次 事業の内容 - 分野、動機、（会社の）形態、特徴、参入・反撃戦略、儲けの戦略 製品・サービス - 製品・サービスの説明 - ターゲット顧客の説明 - 生産設備・技術 - 将来性 マーケティング・販売方法 競合状況 起業チームと経営組織 財務計画 - 計画値 - 損益計算書 - 貸借対照表 - キャッシュフロー計算書