読書の記録
ほぼ日刊イトイ新聞の本 糸井重里, , 2012-12-31, カネと時間がない場合には、知恵を出せと、よく言われていたけれど、インターネットにはそれが見事にあてはまる。 アイデアはどんどん外に出していくことで新しく湧いてくる。 「いいときに悪い芽が育っているからねぇ。いまのほうが怖いんだよ。勝っているだけに、そいつを見つけ出すのがなかなか難しいんだよ」 「何かができるような気がする」という、無力感の逆のような心の状態というのは、やっと歩けるようになった赤ん坊が、笑いながら一歩ずつ進んでいくときの感じに似ているように思う。 大事なものがあるから、全力を尽くすことができる。 「あの会社の『幸福感』が好きだから、私はこのクルマに乗るのよ」というようなことを、いまの人たちは、無意識にやっていると、ぼくは思う。 年をとって、たくさんの経験をかさねるほど、論理的な何かで人が動くことはあんまりないもんだなぁと感じるようになった。 |
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