読書の記録
ミカドの肖像 猪瀬直樹, , 2005-05-20, 差異性を喪失した社会はアイデンティティの危機を招き、人々は消費活動のなかに、少しでも差異性を導入しようと試みる。ブランド商品の横行や、モノそれ自体とは別にモノに付随した情報を重視する考えも、そのひとつのあらわれであった。西武はこうした現代の消費の構図を、見抜いている。 帳簿上は赤字スレスレで税金を極小に押さえながら手持ちの土地に付加価値を与える施策を打つ、結果として生じた利益は借入金を増やすことでその利息と相殺される、そして赤字スレスレが維持され、さらに資産が増えていく。実際の帳簿上の資産と含み資産の差は開くいっぽう・・・。 |
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