読書の記録『数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する』

数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する

岡嶋裕史, , 2008-11-08,

データマイニングの本質は、手法の目新しさにあるのではなく、用意する情報の質と量にある。

未来予測など、検算ができない状況で”使える”データマイニングシステムを作り上げるには、気の遠くなるほどの仮説と検証を繰り返す必要があるのだ。

最尤性、回帰・クラスタ・決定木分析、自己組織化マップ、ニューラルネットワーク

「人の噂も七十五日」という慣用句は人の世のいい加減さと寛容さを同時に表現している。七十五日経ったら悪事も忘れ去られてしまうのか、と思う反面、やり直しの機会があっていいな、とも思う。