読書の記録『自分の中に毒を持て』

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読書の記録


自分の中に毒を持て

岡本太郎, , 2014-02-16, ****-

誰だって人間は弱いし、自分が大事だから、逃げたがる。頭で考えて、いい方を選ぼうなんて思ってたら、何とかかんとか理屈をつけて安全な方に行ってしまうものなのだ。かまわないから、こっちに行ったら駄目だ、と思う方に賭ける。
人生も芸術も、常に無と対決しているのです。だからこそおそろしい。
「いまはまだ駄目だけれど、いずれ」と絶対に言わないこと。
いつも言っているように、最大の敵は自分なんだ。
生きるーそれは本来、無目的で、非合理だ。
新しいといわれたら、それはもうすでに新しいのではないと考えたってさしつかえないでしょう。