読書の記録『知能販のプロになれ!』

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読書の記録


知能販のプロになれ!

トム・ピーターズ, , 2007-09-12, ***--

めざましい変化というものはすべて、心のもちようが出発点になる。「与えられた仕事を無難にこなす」という姿勢から、「すごいプロジェクトをやって、お客さんを狂喜させてやる」という姿勢に変えるのだ。
ある段階までくると、「知りすぎた」がゆえに、お客さんに何も言えなくなることがある。安定した収入源を失いたくないために、お客さんには一切逆らえなくなってしまう。これはヤバイ。超ヤバイ。 お客さんを怒らせることが、本当のプロの務めなのだから。
「何をやるかを決めるのはやさしい。何をやらないかを決めるのが難しい」(マイケル・デル)
「小さい役はない。あるのは、小さい役者だけ」 私流に言い換えるとこうなる。 「小さい仕事はない。あるのは、小さい想像力だけ」
「誰も怒らせない人間は、役立たずのアホだ。自分でそのことに気がついていないだけさ」
「共有か死か」という文化ー目がまわるほど忙しくても、知識共有のために時間を割く人がヒーローになり、それをしない人は軽蔑の対象になる文化が、どこまで根づいているかが問題なのだ。