読書の記録『SEの教科書』

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読書の記録


SEの教科書

深沢隆司, , 2006-02-25, ***--

ハロー効果とは、人事考課で陥りがちといわれていることで、人のある一面だけを見て全体の評価を下してしまうことです。たとえば、「挨拶がしっかりしているから、仕事もしっかりできるんだろう」という、安易な判断や思考の流れのことです。
開発プロジェクトでは、問題発生という事実そのものを問題視する場合があったりしますが、そんなことをしても時間の無駄です。(問題への対処をどのように高い精度で迅速に行うか、が大事)
「100mを3秒で走れ」あるいは「何mかわからないが3秒で走れ」、しかも「いつもの単純な駆け足以外をやって何か問題があったら困る」というような状況を作ってしまって、それを実作業者に無理矢理やらせようということ自体、マネジメントの存在意義がないといいますか、恥ずかしいことではないかと思います。
失敗を未然に防ぐより、一旦は危うくなってからそれを解決するほうが評価されやすい