読書の記録『MORI LOG ACADEMY 6』

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読書の記録


MORI LOG ACADEMY 6

森博嗣, , 2012-10-14, *****

仕事をしたことを示すためだけに無意味なものが頻繁に作られる。一言いっておこう。労力をかけたものが必ず良く見える、という目は節穴である。
べつに意気込まなくても、どこでも、いつも、「経験」はしているのだ。場所が遠くないと、あるいは新しい環境でないと、経験ができないと思い込んでいるのは、単なる幻想である。
自分が思っていることを正直に言葉にすると大勢から叱られる、という立場が世の中にはあって、そこには僕は近寄りたくない。