2009.12.01 初版 2014.01.28 版 ←システムが新しくなりました。
法人の登記簿謄本が必要になったのですが、法務局まで片道40分かかってしまい面倒なのでオンラインで申請することにしました。オンラインの方が手数料も少し安いようです。・・・しかし結論から言うと、2時間かけて直接窓口まで行った方が確実&簡単だと思います。誰でも取得可能な登記簿ですら、この難解さです。印鑑証明などはさらに苦戦が予想されます。
まずは、以下のページのナビゲーションなどを参考に全体の流れを掴みます。ここで挫折する人も多いはず。
1.事前準備
1.1.環境設定
JRE、ライブラリ、証明書をインストールします。最初にダウンロードされる実行ファイルはインストーラではなく、唯の自己解凍式圧縮ファイルです。展開されたフォルダ中のインストーラやバッチファイル(!)を個別に実行する必要があります。
1.2.ユーザ登録
ユーザIDとパスワードを取得するための申請を行います。
2.申請書作成支援ソフトのインストール
申請書作成支援ソフトをインストールします。
申請に必要情報を入力し、申請データを保存します。保存先はファイルではなくフォルダなので注意して下さい(既存のフォルダを指定してしまうと、多数のファイルがその中にばら撒かれます)。
3.オンライン申請
1.2で登録したIDとパスワードを使用してログインし、2で作成した申請データの送信処理を行います。ID、パスワードは登録後5分程度待たないと有効にならないようですので注意して下さい。
ここで、申請時に発行された申請番号は確実に保存しておいて下さい。引き続き同システム内の「処理状況確認」画面から納付の手続きを行う必要があり、その際に番号の入力が必要です(なんで?)。
4.電子納付
「処理状況確認」画面から手続きに進みます。まず、利用する金融機関(ゆうちょ、三菱東京UFJなどの主要銀行、信用金庫)を選択し、オンラインバンキング用のアカウントを使用してログインします(対応する銀行のアカウントが無ければここでアウトです)。金額や払い込み先は全て入力済みの状態になっていますので、内容を確認して振込を実行します。
5.確認
再び「処理状況確認」画面に戻り、しばらく後に受付完了になっていればOKです(まだ現物が届いてないうちにこの記事を書いているのですが、きっと大丈夫でしょう)。全部事項証明書2通で1400円でした。窓口で申請すると確か2000円かかるはずなので、ちょっとお得です。
注意事項
-IEでしか動作しないような気がします(そもそも文字化けが酷いです)。
-「戻る」ボタンの位置や番号付けなどのナビゲーションが統一されていません。大事なページは別のタブに保存しておいたりブックマークするなどして道に迷わないようにしましょう。
-用語の定義も何だか曖昧です。「事前準備」の「事前」ってどこまでのことなんでしょう。
-C:\\直下にライブラリが置かれてしまいます。
-勝手にJREの自動更新を止めてしまいます。他で使うことを想定していません。
-データを送信して終わりだと思ったらいけません。こちらから能動的に「電子納付」を完了するまでは待機状態になっています。
-電子納付(Pay-easy?)に対応したオンラインバンキングのアカウントを持っていないと最後の最後で断念することになります。
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