iOS

トップ > チップス > iOS

Objective-Cでシングルトン

C言語で得意の(?)「static」宣言を使いまくれば、まあそれなりにオブジェクトの共有は出来るのですが、なんだかイマイチ格好良くありません（そして、格好良くないコードは大抵いつか不具合を引き起こします）。NSFileManagerやNSUserDefaultsのような、シングルトンパターンを実現するには以下のような書き方があるようです（参考URLの2つ目の例では、@synchronizedの代わりにdispatch_onceを使用しています）。

@implementation Context

static Context *sharedContext;

+ (Context*) sharedContext
{
    @synchronized(self){
        if(sharedContext == nil){
            sharedContext = [[self alloc] init];
        }
    }
    return sharedContext;
}

@end


あとはこれに普通のインスタンスメソッドを足していけば、どこからでも参照できる共有オブジェクトの出来上がりです。このクラスを公開して複数の開発者が利用する場合は、直接インスタンスを生成されないような仕掛け（メソッドのオーバライド）が必要ですが、自分一人で利用するだけなら、これでもまあOKでしょう（詳しくは参考URLを…）。

参考URL

• タグ別一覧: [ios]
• チップス一覧