3月26日(曇り)

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反復

2/28に続いて今年2回目のラウンドです。今度はすっかり春めいてきていて芝生も所々で緑色に蘇りつつあります。桜も咲いているし、ウグイスも鳴いています。キジの鳴き声も聞けたし、テン(イタチ?)の子供にも出会いました。少し風が冷たかったことを除けば外歩きには最高の日です。

スコアの方は、前回よりは大分マシになってボギー、ダブルボキーのホールが半分くらい(こう書くんだから当然、パーなんてありません)。今回は、あんまりボールを無くさなかったという点で、自分を褒めてあげたい(激甘)。

教わったフォームを忠実に再現しさえすれば、或いは普段の素振りの時と同じ角度で振れさえすれば、もっと簡単にグリーンに届いて、ボールが穴に入るのに、ほんのちょっとした物理的な傾斜、或いは心理的な揺れのせいで結果がずいぶん変わってしまいます。こうして日誌を書いているときの体験と、似ているような気がします。思考を言葉に変換する際にも、思考を体の動きとして再現しようとする際にも、常にある種の誤解と欠落はつきまといます。これを無くそう、と原理主義的に考えるのではなく、どうカバーし、補正するか、が肝要だと(今は)考えています。そのために少なくとも必要なのは恐らく「反復」です。

大きな空と緑に挟まれて、そんなことを思索しながら歩き回る一日は、とてもエキサイティングです。スコアなんかどうでも良いじゃないですか(<これが言いたかった)。休憩時間には、「にぎり」とか「接待」の噂話なんかも出てきます。この方面の汚いゴルフに関わらざるを得なくなるのであれば、自分は迷わず辞めるでしょう。でも、恐らく数十年前の昔話であって、今は絶滅危惧種に近いんじゃないかなぁ、と想像します。


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